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浄化槽の基礎知識と撤去方法:名古屋市の解体工事で失敗しないために

2024.05.28(Tue)

名古屋市で解体工事をお考えの皆さま、こんにちは!今回は、浄化槽の基礎知識や撤去方法について、わかりやすくご紹介します。浄化槽は、下水道が整備されていない地域で生活排水をきれいにするための大切な設備です。この記事を通じて、浄化槽に関する疑問や撤去の流れについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

浄化槽って何?

浄化槽は、家庭から出る汚水をきれいにして川や地下水に安全に流す装置です。主にFRP(繊維強化プラスチック)で作られていて、物理的なろ過と微生物による処理で汚水をきれいにします。

浄化槽の種類

浄化槽には、次の2種類があります:

  1. 単独処理浄化槽:トイレの汚水だけを処理する浄化槽です。2001年以降は新しく作られていません。
  2. 合併処理浄化槽:トイレの汚水だけでなく、風呂や台所の排水も一緒に処理する浄化槽です。こちらが現在の主流です。

浄化槽の管理について

浄化槽をお持ちの方には、定期的な点検や検査が義務付けられています。例えば、4ヶ月に1回の保守点検や年1回の定期検査などです。これを守らないと罰則があるので、しっかりと管理しましょう。

浄化槽の撤去費用の目安

浄化槽の撤去費用は、だいたい5万円から10万円です。これには清掃と消毒の費用も含まれています。現場の状況や浄化槽の大きさによって費用が変わることがありますので、詳しくはお問い合わせください。

浄化槽撤去に使える補助金・助成金

合併処理浄化槽や下水道に切り替える場合、自治体から補助金や助成金が出ることがあります。詳細はお住まいの自治体に確認してみてくださいね。

浄化槽の撤去方法

浄化槽の撤去には、次の3つの方法があります:

  1. 全撤去:浄化槽を完全に取り除く方法です。費用はかかりますが、土地を再利用しやすくなります。
  2. 埋め戻し:浄化槽の内部を清掃し、本体を1/3ほど残して埋める方法です。費用は全撤去より抑えられますが、将来的な再撤去が必要になることがあります。
  3. 埋め殺し(砂埋め):浄化槽をそのまま地中に埋める方法です。費用は最も安く済みますが、将来的な再撤去が必要です。

浄化槽を撤去する手順

  1. 最終清掃:まず、浄化槽内の汚水や残留物をしっかりと清掃します。
  2. 解体・撤去:清掃が終わったら、浄化槽を解体して撤去します。
  3. 届出書の提出:撤去後は、自治体に届出を出します。これは、撤去が正しく行われたことを確認するためです。

名古屋市の解体工事は株式会社Fastoneへ

名古屋市で浄化槽の撤去や解体工事をお考えの方は、ぜひ株式会社Fastoneにご相談ください。お客様に寄り添った丁寧なサービスを提供しておりますので、お見積りやご相談はお気軽にどうぞ。

TEL(052-825-4810)またはLINEからでもご連絡いただけます。