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アスベスト除去で健康被害を防ぐ!名古屋市の解体工事で安全を守る方法

2024.06.12(Wed)

こんにちは、株式会社Fastone(ファストワン)の事務員です。今日は、アスベスト(石綿)について詳しくご紹介します。この記事を読んでいただければ、アスベストの基礎知識や解体工事での重要性、そして補助金制度まで、すべてわかるようになります。特に名古屋市で解体をお考えの方に役立つ情報をお届けします。

 

 

 

1. アスベスト(石綿)とは?

アスベストは、自然界に存在するケイ酸塩鉱物の一種で、繊維状の形をしています。古代エジプトでは、ミイラを包む布として使われた歴史もあります。アスベストは耐火性、耐摩耗性、耐酸性が非常に高く、建築材料として広く使われていました。しかし、その繊維は非常に細かく、吸い込むと健康被害を引き起こすことがわかっています。

2. アスベストによる健康被害

アスベストの繊維を吸い込むと、肺や胸膜に深刻な損傷を与えます。これが原因で、以下のような病気を引き起こすことがあります:

  • アスベストーシス(石綿肺):肺が硬くなり、呼吸が困難になる病気。
  • 中皮腫:胸膜や腹膜に発生するがん。
  • 肺がん:アスベストの吸入が原因で発生することがあります。

これらの病気は、アスベストに長期間さらされることが原因となります。

3. アスベストを含む建材の種類

アスベストは、多くの建築材料に含まれていました。以下はその一部です:

  • スレート波板:屋根材として使用。
  • フレキシブルボード:内壁や天井に使用。
  • 石膏ボード:内壁材。
  • ケイ酸カルシウム板:外壁や防火壁。

特に2006年以前に建てられた建物には、アスベストが使用されている可能性が高いです。

 

4. アスベスト資材の見分け方

アスベストを含む建材は、以下の方法で見分けることができます:

  • 吹き付けアスベスト:粗い質感で、繊維質の見た目。
  • 含有アスベスト:建材に混ぜ込まれているため、見た目での判断は難しい。

確実な方法は、専門業者によるアスベスト検査です。サンプルを採取して分析することで、アスベストの有無を確認できます。

5. アスベスト事前調査の必要性

アスベストが使用されている建物を解体する際、事前にアスベストの有無を確認することが法律で義務付けられています。これは、アスベストが飛散して健康被害を引き起こすのを防ぐためです。

事前調査の流れ

  1. 建築時期の確認:2006年以前の建物は要注意。
  2. 設計図書の確認:使用されている材料をチェック。
  3. 目視確認とサンプル採取:専門業者がサンプルを採取し、分析します。
  4. 行政への報告:調査結果を報告します。

 

 

6. アスベスト除去の方法

アスベストの除去は、飛散の危険性によって方法が異なります。以下はその一例です:

  • レベル1(高リスク):隔離工法で安全に除去。
  • レベル2(中リスク):封じ込め工法や囲い込み工法を使用。
  • レベル3(低リスク):剥離工法で除去。

7. アスベスト調査・除去で利用できる補助金

名古屋市では、アスベスト調査や除去に利用できる補助金制度があります。詳細は市の担当部署にお問い合わせください。


いかがでしたでしょうか?アスベストに関する疑問や不安が少しでも解消されれば幸いです。解体工事やリフォームをお考えの方は、ぜひ株式会社Fastone(ファストワン)にご相談ください。私たちは、皆様の安全を第一に考え、専門知識を持ったスタッフが対応いたします。ご質問やご依頼は、電話052-825-4810またはメールinfo@fastone.co.jpまでお気軽にどうぞ。

株式会社Fastone(ファストワン)事務員より


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