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地中埋設物の調査と対策

2024.08.04(Sun)

名古屋市で家屋解体や建物の解体工事を検討している皆さん、地中埋設物について考慮していますか?解体工事を行う際に、地中埋設物の存在は予期しないコスト増加の原因となることがあります。今回は、地中埋設物とは何か、その調査方法と対策について詳しくご紹介します。

 

地中埋設物とは

地中埋設物とは、地中に埋まっている廃棄物や建築資材のことです。具体的には、既存建物の基礎部分やコンクリート片、屋根瓦、古い水道管、浄化槽、井戸などが含まれます。特に産業廃棄物に対する規制が緩かった時代には、建物の解体時に発生した廃棄物をそのまま地中に埋め戻すことが一般的でした。

地中埋設物が見つかる理由

困っているお家のキャラクターのイラスト

過去の解体業者のずさんな対応

過去の解体業者が処分費を節約するために、廃棄物を地中に埋めるケースがありました。現在では建設リサイクル法により、不法投棄は厳しく禁止されていますが、以前の工事現場ではこうした問題が発生していました。

前の土地所有者による不法投棄

また、前の土地所有者やその先祖が、手間と費用をかけずに廃棄物を処分するために地中に埋めたケースもあります。こうした場合も、地中埋設物が発見されることがあります。

地中埋設物の調査方法と費用相場

地中埋設物の有無を確認するためには、事前の調査が重要です。調査の種類によって、かかる費用が異なります。

地歴調査

地歴調査は、その土地の過去の利用状況や建築履歴を調べる方法です。費用は5〜10万円程度です。

地中レーダー調査

地中レーダー調査では、地中にある埋設物をレーダーで探知します。費用は10〜15万円程度です。

ボーリング調査

ボーリング調査は、地中に穴を開けて直接確認する方法です。最も正確な調査方法ですが、費用は30万円程度と高額です。

地中埋設物の撤去費用相場

地中埋設物が発見された場合、撤去費用が追加で発生することがあります。費用は、埋設物の種類や量によって異なります。一般的な埋設物には、木くず、コンクリートガラ、石膏ボード、カーペット、レンガ、瓦、タイル、サイディングなどがあります。撤去にかかる費用は、2tトラックや3tダンプ、4tトラックなどの車両を使用する量によって変動します。

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ガッツポーズの工事現場の作業員のイラスト

株式会社Fastoneでは、名古屋市を中心に地域密着型の解体工事を行っています。私たちは、お客様の安心と安全を最優先に考え、丁寧な施工を心がけています。地中埋設物の調査や撤去についても、安心してお任せください。お見積りやご相談は、TEL (052-825-4810) またはメールアドレスinfo@fastone.co.jpへお気軽にお問い合わせください。