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名古屋市のブロック塀解体工事と補助金制度について

2024.08.06(Tue)

今回は、名古屋市のブロック塀解体工事の費用相場と補助金制度について詳しくご紹介いたします。地震や老朽化で危険性のあるブロック塀の解体を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ブロック塀の安全基準

過去に地震でブロック塀が倒壊し、通行中の小学生が下敷きになるという痛ましい事故がありました。こうした事故を防ぐため、ブロック塀には以下の安全基準が設けられています。

古い/痛んでいるお家のキャラクターのイラスト

  1. 高さは2.2メートル以下とすること
  2. 壁の厚さは15センチメートル(高さ2メートル以下の塀にあっては10センチメートル)以上とすること
  3. 壁頂および基礎には横に、壁の端部および隅角部には縦に、径9ミリメートル以上の鉄筋を配置すること

解体すべきブロック塀の特徴

危険なブロック塀の特徴を以下に示します。これらの特徴が見られる場合は、早めの解体を検討しましょう。

  • 高すぎるブロック塀 高さ2.2メートルを超えるブロック塀は法律違反であり、倒壊の危険があるため解体が必要です。

  • 厚さが不十分なブロック塀 建築基準法で定められた厚さは10センチメートル以上ですが、12センチメートル以上が推奨されています。

  • ひび割れがあるブロック塀 経年劣化によるひび割れは倒壊の危険を増します。

  • 傾いているブロック塀 劣化により傾いたブロック塀は、地震などで倒壊する恐れがあります。

  • 鉄筋が通っていないブロック塀 鉄筋が通っていない場合、構造的に弱く倒壊の危険があります。

  • コンクリートの基礎がないブロック塀 基礎が不十分なブロック塀は非常に危険です。

  • 築30年以上が経過したブロック塀 耐用年数を超えたブロック塀は劣化している可能性が高いです。

ブロック塀の解体費用相場

名古屋市におけるブロック塀の解体費用は一平米あたり5,000円~10,000円が相場です。以下は費用項目ごとの詳細です。

  • 人件費 一人の作業員につき1日あたり20,000円~25,000円。

  • 運送費 トラックの大きさによって異なりますが、1台あたり5,000円~10,000円。

  • 廃材処理費用 廃材の質によって数万円かかる場合もあります。

解体工事の手順

解体工事の流れを以下に示します。

  1. 近隣への挨拶 事前に近隣住民に挨拶し、騒音トラブルを回避します。

  2. マーキング・コンクリートカッター 解体箇所に印を付け、コンクリートカッターで切断します。

  3. 解体作業 手作業や重機を使って解体します。

  4. 廃材の処理 産業廃棄物として処理します。

  5. 小口の補修と清掃 解体後に補修し、清掃を行います。

補助金制度の利用

名古屋市ではブロック塀の解体工事に対する補助金制度があります。積極的に活用しましょう。

  • 補助金適用の範囲 調査費用、撤去費用、改修費用が対象です。

  • 補助金の額 自治体ごとに異なりますが、例として東京都北区では一平米あたり20,000円(上限50万円)の補助金が支給されます。

 

ガッツポーズの工事現場の作業員のイラスト

名古屋市でブロック塀の解体工事をお考えの方は、株式会社Fastoneにお任せください。

お見積りやご相談は、TEL (052-825-4810) またはメールアドレスinfo@fastone.co.jpへお気軽にお問い合わせください。